カーボンフットプリント
意味・解説
製品の全工程で排出される温室効果ガスの量を、CO2に換算して表示する仕組み。
原材料の調達から製造、流通、廃棄に至る製品の全ライフサイクルにおいて排出される温室効果ガスの量を、CO2排出量として数値化したもの。消費者が環境負荷を比較して商品を選べるようにする指標。企業にとっては排出源を可視化し、削減計画(カーボンニュートラル)を立てるためのツールとなる。
くわしく
製品やサービスに「炭素の足跡(排出量)」をラベル表示し、環境負荷を「見える化」する取り組みである。
1.ライフサイクル全体での評価:工場で製造する時だけでなく、原材料を運ぶトラックの排ガスや、家庭でゴミとして捨てられる際の処理工程まで含めて計算する。
2.排出量の換算:メタンなどの様々な温室効果ガスを、温暖化への影響度を基準にCO2の重量に換算して統合する。
3.消費者へのアピール:同種の製品でも排出量が少ないものを選ぶという「グリーン購入」を促す効果がある。
実務ではサプライチェーン全体の排出量(Scope 3)を把握することが求められており、ITシステムを用いたデータの収集と計算が不可欠となっている。カーボンニュートラル達成のための必須の指標である。
例文
カーボンフットプリントを表示した新ラベルを飲料ボトルに貼付し、前モデルより排出量を15%削減したことを公表した。
同義語: CFP
分類: 環境経営