シフトJISコード
意味・解説
日本語文字(漢字、かな)を表現するための文字コード規格。Windowsなどで長く主流だった。
1バイトの英数字(ASCII)と2バイトの漢字等を混在させて扱う文字コード。JISコード(ISO-2022-JP)を計算によって「シフト」させて符号化したもの。半角カタカナが使用でき、当時のPCメモリ節約に寄与した。現在は世界標準のUTF-8に取って代わられつつあるが、日本のレガシーシステムでは依然として使われる。
くわしく
日本のコンピュータ環境において最も普及した、実用的な文字符号化方式である。
1. 特徴:英数字は1バイト、日本語文字は2バイトで表現される「可変長」である。これにより、既存の英数用プログラムとの互換性を保ちながら日本語表示を実現した。Microsoftなどが主導して普及したため「MS漢字コード」とも呼ばれる。
2. 半角カタカナ:1バイト(8ビット)の空き領域にカタカナを割り当てた。データ量の削減には有効だったが、後の多言語化やインターネット通信での「文字化け」の主な原因となった。
3. 重複の回避:特定の制御文字を避けるように符号をずらして(シフトして)配置する工夫がなされているが、JIS規格外の拡張文字(環境依存文字)が多く発生し、環境間の互換性に課題を残した。
なぜ重要か:古いExcelデータや古い業務システム(レガシーシステム)のデータを扱う際、文字化けを防ぐためにこのコードの性質を知っておく必要があるからである。
例文
古い社内システムのデータをCSVで出力した際、文字コードがシフトJISコードだったため、最新のブラウザで表示すると文字化けが発生した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)