低軌道衛星
意味・解説
高度2,000km以下の低い軌道を周回する人工衛星。従来の静止衛星に比べ、遅延が少なく高速な通信が可能。
静止衛星(高度約36,000km)に比べて地球に近いため、電波の往復にかかる時間が短く、地上の光回線に近い「低遅延」な衛星通信を実現する。一機でカバーできる範囲は狭いが、数百〜数千機を連携させる「衛星コンステレーション」を構築することで、地球全域をカバーする次世代の通信インフラとして注目されている。
くわしく
「宇宙空間に打ち上げられた、地球のすぐそばを飛び回る『空飛ぶ基地局』」のことです。
1.メリット:
山奥や海の上、災害地など、アンテナが立てられない場所でも、空が見えれば高速ネットが使えます。
2.遅延:
従来の衛星ネットは「ボタンを押してから1秒後に反応する」ほど遅かったですが、低軌道衛星ならオンラインゲームができるほどサクサク動きます。
3.特徴:
常に高速で移動しているため、アンテナが次から次へと別の衛星にバトンタッチしながら通信を維持します。
例文
低軌道衛星を利用した通信サービスの普及により、従来のインフラが届かなかった山間部でも安定したインターネット利用が可能になった。
同義語: LEO, 低軌道人工衛星
対義語: 静止衛星
分類: 衛星通信 / 無線ネットワーク