CIEM (クラウドインフラ権限管理)
意味・解説
クラウド環境において、ユーザーやサービスに割り当てられた「権限」を監視・管理し、過剰な権限を特定して最小化する手法。
ID(人間および機械)が持つアクセス権限を可視化し、不必要な権限(未使用の権限や過剰な許可)を削除することで、情報漏洩や不正操作のリスクを低減する。CNAPPの重要な構成要素の一つ。
くわしく
「クラウド上の『合鍵』の管理を徹底する技術」です。
1.背景:
クラウドでは、人間だけでなくAIやプログラム(機械)も自動でアクセス権を持ちますが、管理が複雑で「本来不要な強い権限」が放置されがちです。
2.役割:
誰がどのデータに触れる権利を持っているかをグラフで可視化し、『過去90日間使われていない権限』などを自動で見つけて、最小限の権限(最小特権の原則)に絞り込みます。ポイントは、攻撃者が一つのIDを盗んだ際、そのIDに過剰な権限があると、被害がクラウド全体に一気に広がってしまうからです。
例文
特権IDの乗っ取りによる被害を最小化するため、CIEMを導入して不要な管理者権限の自動削除を実施した。
同義語: 権限管理最適化
分類: アイデンティティ・セキュリティ