プロジェクトコストマネジメント
意味・解説
プロジェクトの予算を策定し、承認された予算内で完了するように管理すること。
必要なリソースの費用を見積もり、予算(予算ベースライン)を設定して、実績コストとの乖離を監視・コントロールする活動。人件費、機材費、外注費などが対象となる。ROI / 投資回収期間(ROI)を意識し、コストパフォーマンスを最大化することが求められる。
くわしく
プロジェクトの「経済的成功」を保証するための管理領域である。
1.見積もりの精度:開発規模や過去の類似事例に基づき、ボトムアップ見積もり(各タスクを積み上げ)や類推見積もりを行う。不確実性に備えて「コンティンジェンシー予備(予備費)」を確保することも一般的である。
2.モニタリングと是正:単に「今いくら使ったか」を追うだけでなく、進捗状況と照らし合わせて将来の最終コストを予測する(EVM:アーンド・バリュー・マネジメント)。予算を超えそうな場合は、スコープの縮小や作業効率の改善などの対策を講じる。
3.実務での重要性:利益率を確保するために、毎月の発生費用(バーンレート)をチェックする。ITプロジェクトでは「人月単価」という概念がコストの大部分を占めるため、人員の投入時期の最適化が管理の焦点となる。
例文
プロジェクトコストマネジメントの一環として、外部クラウド利用料の月次実績を確認し、当初予算との比較を行った。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、8回登場しています(出題された年度: 7年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 費用管理, 原価管理
分類: プロジェクトマネジメント