請負 vs 準委任 vs 派遣(責任と指示の比較)
意味・解説
外部リソースを活用する3つの契約。誰が「指示」し、どこに「責任」を負うかの対比。
請負は「完成」に責任を持つ(指示は自社)。準委任は「業務遂行」に責任を持つ(指示は自社)。派遣は「労働」を提供し、指示は「派遣先」が直接行う。試験の超頻出項目。
くわしく
以前も学びましたが、試験での「識別能力」を高めるために3軸で再整理します。
①指揮命令権(誰が作業者に指示を出すか):派遣は「派遣先」、請負・準委任は「受注側(自社)」です。
②仕事の目的(ゴール):請負は「仕事の完成」、準委任は「事務の処理(最善を尽くすこと)」、派遣は「労働力そのもの」です。
③瑕疵担保責任(ミスへの責任):請負は完成物に不備があれば修理する責任を負いますが、準委任や派遣には通常この責任はありません(準委任は善管注意義務のみ)。ポイントは、ITの現場ではこの区別が曖昧になり、法律違反(偽装請負)が起きやすいからです。試験では、この3つの項目を埋める「マトリックス表」から正しい組み合わせを選ばせる問題が、ほぼ毎回出題されます。
例文
大規模開発を『請負』で発注し、保守運用は専門知識のある会社に『準委任』し、人手が足りない入力作業には『派遣』社員を受け入れた。
同義語: 契約形態の比較
分類: 法務