カントリーリスクと為替変動リスク
意味・解説
海外展開特有のリスク。投資先の「国の情勢」による不安と、「通貨の価値」の変化による損失。
カントリーリスクは、政治、経済、社会情勢の変化により投資が回収不能になる等の可能性。為替変動リスクは、円高や円安によって輸出入の利益が減少する可能性。これらへの備え(BCP(事業継続計画)とBCM(事業継続マネジメント)やヘッジ)が重要。
くわしく
国境を越えたビジネスに必ず伴う2大リスクです。
1.カントリーリスク:
戦争、テロ、政権交代による急激な法改正、ストライキなどが含まれます。特に開発途上国への進出時に重視されます。
2.為替変動リスク:
例えば、1ドル100円の時に売った代金が、受け取り時に1ドル80円(円高)になると、円換算の売上が減ってしまいます。これを防ぐために、あらかじめ交換レートを決めておく『為替予約(ヘッジ)』が行われます。ポイントは、海外事業が絶好調でも、現地の動乱(カントリーリスク)や急激な円高(為替リスク)で一気に赤字に転落する可能性があるからです。試験では、これらの定義や、リスクを評価するための「格付け」、不測の事態に備える「BCP(BCP(事業継続計画)とBCM(事業継続マネジメント))」の再確認として出題されます。
例文
海外工場の建設にあたり、現地のカントリーリスクを精査するとともに、為替変動リスクを抑えるために為替予約を締結した。
同義語: 海外事業リスク
分類: リスクマネジメント