経験曲線効果
意味・解説
特定の製品の「累積生産量」が増えるほど、習熟や改善が進み、単位あたりのコストが一定の割合で低下する現象。
「学習曲線」を一般化した概念。生産量(経験)が2倍になるごとに、製品コストが一定割合(通常10%〜30%)で減少するという法則。初期に市場シェアを拡大することで、他社よりも低コストな構造を築き、競争優位に立てるという「コストリーダーシップ戦略」の根拠となる。
くわしく
「同じ仕事を何度も繰り返すと、コツを掴んで手際が良くなり、安く作れるようになる現象」のことです。
1.要因:
作業の習熟、生産プロセスの改善、部品の共通化、設備の効率化など。
2.計算イメージ:
累積生産量が100個から200個に増えたとき、1個あたりのコストが1000円から800円に下がる、といった推移をグラフ化したものが経験曲線です。
例文
先行して市場に参入し大量生産を行うことで、経験曲線効果によるコスト優位性を確保した。
同義語: 経験効果, 学習効果
分類: 競争戦略の基本原理