バリューエンジニアリング
意味・解説
製品やサービスの「価値」を、その機能とコストの関係で分析し高める手法。
価値(Value)=機能(Function)÷コスト(Cost)という算式を用い、最小のコストで必要な機能を達成することを目指す組織的活動。単なる値下げではなく、機能を維持してコストを下げる、またはコストを維持して機能を上げるといった改善を行う。
くわしく
「価値とは何か」を定義し、無駄を削ぎ落として付加価値を最大化する手法である。
1.なぜ重要か:激しい競争環境下で、品質を落とさずに利益を確保するために不可欠である。設計段階からVEを取り入れる(設計VE)ことで、製造後の改善よりも劇的な効果を得られる。
2.実務での使われ方:製品の部品一つ一つについて「それは本当に必要な機能か?」「もっと安く同じ機能を実現できる代替案はないか?」をチームで議論する。IT分野では、システムのレスポンス性能やセキュリティ強度などの機能を、いくらのインフラコストで実現するかの最適化に用いられる。
3.4つのアプローチ:コストダウン(機能維持・コスト減)、機能向上(コスト維持・機能増)、価値向上(機能増・コスト減)、コスト付加(コスト増・それ以上の機能増)がある。
例文
新開発したスマートフォンのVEを実施し、外装の材質を見直すことで耐久性を維持したまま製造原価を抑えた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、6回登場しています(出題された年度: 6年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: VE, 価値工学
分類: 経営工学