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カンパニー制

In-house Company System かんぱにーせい
出題なし 🟠 重要 ストラテジ系 企業活動

意味・解説

事業部を独立した会社のように扱い、大幅な権限と責任を与える組織形態。

事業部制をさらに進めた形態で、社内の各部門を一つの会社(カンパニー)と見なす。各カンパニーには投資決定権などの強力な権限が与えられ、収益だけでなく資本効率も評価対象となる。階層型組織の構造を持ちつつ、独立採算制を徹底することで、経営者感覚を持つ人材を育成することを目的とする。

くわしく

社内に複数の「擬似的な会社」を共存させる組織制度である。

1.事業部制との違い:通常の事業部制よりも独立性が高く、人事権や投資判断権など、本来自社の社長が行うような業務も各カンパニー長に委ねられる。各カンパニーは貸借対照表(B/S)も管理し、資産の有効活用が求められる。

2.意思決定の迅速化:本社の承認を待たずに各カンパニーが独自に判断できるため、市場の変化に対してスピーディに対応できる。特定の事業に特化した戦略を立てやすい。

3.次世代経営者の育成:部門長が実質的な経営判断を行うため、将来の経営を担う人材の育成に繋がる。

なぜ重要か:巨大化した企業では、一つの本部ですべての事業を細かく管理することが難しくなる。各部門を独立させることで、大企業病を防ぎ、ベンチャー企業のような機動力を持たせることが可能になる。実務では、重複する機能(人事や総務など)を共通化するか、各カンパニーに持たせるかの調整が課題となる。

例文

多角経営を行うB社は、意思決定のスピードを上げるために、家電部門と法人向けシステム部門をカンパニー制に移行した。

過去問での出題状況

直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。

出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)

同義語: 社内カンパニー制
対義語: 職能別組織
分類: 経営組織
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