2次データ
意味・解説
政府の統計データや他社の調査レポートなど、世の中に既に存在している情報を自社の分析に再利用するデータである。
官公庁の統計(e-Statなど)や白書、民間調査会社が公表しているレポート、学術論文などを指す。1次データに比べて安価かつ迅速に入手できるが、必ずしも自社の特定の目的に完全に合致しているとは限らず、データの定義や鮮度に注意が必要である。
くわしく
世の中に既に存在し、再利用を待っている情報のストックである。
1.効率性の追求:国勢調査などの大規模なデータは個人や一企業で集めることは不可能だが、2次データとして活用することで、低コストでマクロな動向を把握できる。
2.仮説の構築:1次データを集める前の予備調査として活用されることが多い。既存のデータを眺めることで、市場のボリュームや競合のシェアを推測し、独自の調査方針を固める。
3.注意点:データが収集された背景や調査方法が不明確な場合、誤った解釈をするリスクがある。また、数年前の古いデータである場合もあり、現代の状況に即しているか吟味が必要である。
実務での使われ方:出店計画を立てる際、まず政府の統計から地域の人口密度や平均所得を調べ(2次データ活用)、その後に候補地の前を通る通行人を数える(1次データ収集)という手順が一般的である。
例文
経済産業省の白書から2次データを入手し、日本国内のITサービス市場の成長率が年間5%であることを確認した。
同義語: セカンダリデータ
対義語: 1次データ
分類: 統計データ