Cookieとキャッシュ
意味・解説
Webサイトの訪問情報を保存する「Cookie」と、表示速度を上げる「キャッシュ」。
CookieはWebサーバがブラウザに保存させる情報で、ログイン状態の維持などに使う。キャッシュは一度表示した画像やページを一時保存する仕組みで、再訪問時の表示を高速化する。
くわしく
ブラウザの利便性を支える2つの重要な仕組みです。
1.「Cookie(クッキー)」は、Webサーバがクライアント(ブラウザ)側に一時的に保存させる小さなデータです。HTTPは本来、通信ごとに状態を忘れてしまう「ステートレス」なプロトコルですが、CookieにセッションIDや買い物カゴの中身を記録することで、ページを移動してもユーザーを識別し続ける「ステートフル」な動作が可能になります。
2.「キャッシュ(Webキャッシュ)」は、一度表示したHTMLや画像ファイルをローカルに保存しておく仕組みです。次に同じページを開く際、サーバに再度データを取りに行かず手元の保存ファイルを表示するため、表示速度が劇的に向上し、通信量の節約にもなります。ポイントは、これらがないとWebサイトを使うたびに再ログインが必要になり、表示も遅くなるからです。ITパスポート試験では、Cookieが「ユーザーの識別」用、キャッシュが「高速化」用という目的の違いが問われます。
例文
Webサイトに再ログインする手間を省くためにCookieを利用し、サイトの表示速度を上げるためにキャッシュを活用している。
分類: Web技術