情報量
意味・解説
ある出来事が起きた時の驚きや珍しさを、数値で表した尺度。
情報理論において、ある事象が発生した際に得られる情報の大きさを表す指標。めったに起こらない事象(確率が低い事象)ほど、その事象が起きたことを知った時の情報量は大きくなる。単位には「ビット(bit)」が使われ、事象が発生する確率の逆数の常用対数(底は2)で計算される。
くわしく
情報の「価値」ではなく「意外性」を数学的に定義したものである。
1.定義の考え方:例えば「明日の天気は晴れ」という予報より、「明日、彗星が衝突する」という予報の方が、起きた時の衝撃(情報量)が大きい。確実なこと(確率100%)が起きても、新しい情報は得られないため情報量は0となる。
2.ビットとの関係:選択肢が2つ(確率1/2)の事象から1つが決まった時の情報量が「1ビット」である。選択肢が4つ(確率1/4)なら2ビットとなる。
3.実務での応用:データ圧縮(データ圧縮)に直結する。出現確率が高い文字には小さな情報量(短い符号)を、低い文字には大きな情報量(長い符号)を割り当てることで、全体のデータ量を効率よく削減できる(ハフマン符号など)。
例文
トランプから1枚引いて「ハートのエース」が出る確率は1/52であり、その事象を知る際の情報量は約5.7ビットである。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 自己情報量
分類: 情報理論