エンティティ
意味・解説
データベースにおいて、管理の対象となる「実体」や「概念」のまとまり。
E-R図で記述される、システムが情報を保持すべき具体的な対象。例えば「社員」「顧客」「商品」といった実在するモノや、「注文」「契約」といった業務上のイベントが含まれる。一つのエンティティは、複数の「属性(アトリビュート)」によって特徴付けられる。
くわしく
データの設計において、「何を管理したいか」という問いに対する答えとなる単位である。
1.なぜ重要か:エンティティを正しく定義できないと、必要なデータが保存されなかったり、逆に無関係なデータが混ざったりしてシステムが機能しなくなる。情報の「粒度」を揃えることが重要である。
2.実務での使われ方:データベース設計の初期段階で、業務フローの中から名詞を抜き出してエンティティの候補とする。最終的には、リレーショナルデータベースにおける一つの「テーブル」として実装されることが多い。
3.属性との関係:例えば「学生」というエンティティに対して、学籍番号、氏名、学年といった情報が属性となる。各エンティティには、他と区別するための「主キー」が必ず一つ設定される。
例文
顧客管理システムを構築する際、「顧客」エンティティと「購入履歴」エンティティの関連性を定義した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、8回登場しています(出題された年度: 7年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 実体
分類: データモデル