プラチナバンド
意味・解説
障害物を回り込みやすく、屋内や山間部でもつながりやすい700MHz〜900MHz帯の電波の俗称。
携帯電話通信において、周波数が比較的低く、電波が建物の陰や屋内に届きやすいという優れた特性を持つ周波数帯。利用価値が極めて高く、稀少であることから「プラチナ(白金)」に例えて呼ばれる。日本では主に700MHz/800MHz/900MHz帯を指す。
くわしく
プラチナバンドは、モバイル通信の「繋がりやすさ」を決定づける極めて重要な資産である。
1. 物理的な特徴:電波には「周波数が低いほど回折(回り込み)しやすく、減衰しにくい」という性質がある。高い周波数(2GHz超など)は直進性が強く障害物に弱いが、プラチナバンドはビル群や山を回り込んで届くため、エリア構築を効率的に行える。
2. 事業戦略上の重要性:プラチナバンドを保有しているかどうかで、地下街や高層ビル内での通信品質に大きな差が出るため、通信キャリア間の競争力の源泉となっている。政府による割り当てが厳格に管理されている。
3. 実務での活用:通信容量は高い周波数帯に劣るため、プラチナバンドを「エリアの土台(繋がりやすさ)」、高い周波数帯を「通信速度の向上」として組み合わせて運用する。ITパスポート試験では、周波数の数値と特性の関係が問われやすい。
例文
新規参入の通信キャリアがプラチナバンドの割り当てを受け、ビル内での通信品質が大幅に改善された。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 黄金帯域
分類: 周波数帯