ファイル交換ソフトウェア
意味・解説
不特定多数のPC間でファイルを直接やり取りするソフト。ウイルスによる情報漏洩リスクが非常に高い。
サーバーを介さず、インターネットに接続されたPC同士で直接データを共有・送受信するソフトウェア。代表的なものにWinnyやShareがある。著作権侵害の温床となるだけでなく、悪意あるウイルスに感染するとPC内の機密情報がネットワーク上に意図せず公開される重大な事故を招く。
くわしく
ファイル交換ソフトウェアは、P2P(ピア・ツー・ピア)技術を応用したデータ共有ツールである。
1. 仕組みとリスク:中央サーバーを持たないため、一度流出したデータを完全に消去することが技術的に極めて困難である。Antinnyなどのウイルスに感染すると、デスクトップのスクリーンショットや個人情報が自動的に全世界へ放流される。
2. なぜ重要か:企業においては、従業員が私物のPCやUSBメモリを介して業務データを持ち出し、自宅でこれらのソフトを使用することで発生する情報漏洩が後を絶たないからである。一つの不注意が企業の社会的信用を一瞬で失墜させる。
3. 実務での対策:多くの企業では就業規則でこれらのソフトの使用を厳禁し、資産管理ソフトを用いてインストールを検知・遮断する。また、私物デバイスの業務利用(BYOD)に関する厳格なガイドライン策定が不可欠である。
例文
業務用PCでのファイル交換ソフトウェアの使用を禁止し、ウイルスによる意図しない情報流出を防止する。
同義語: ファイル共有ソフト
分類: アプリケーションソフトウェア