クロスサイトリクエストフォージェリ
意味・解説
ログイン中のユーザーのブラウザを操り、意図しない設定変更や購入などを強制させる攻撃。
Webサイトにログインしているユーザーに対し、悪意あるリンクをクリックさせることで、そのサイトへの不正なリクエストを送信させる攻撃。掲示板への勝手な書き込み、パスワード変更、商品の購入などが、ユーザーの自覚なしに行われてしまう。
くわしく
CSRFは、Webサイトのセッション管理の仕組みを悪用した攻撃である。
1. 攻撃のメカニズム:ユーザーがSNSなどにログインしたまま、攻撃者が用意した偽のサイトを閲覧すると、ブラウザが「ログイン中である」というCookieを自動的に添えて、SNSへリクエストを送ってしまう。サイト側は正当なユーザーからの操作だと誤認する。
2. 深刻な影響:勝手に退会処理をされたり、高額商品を購入されたりするほか、掲示板に犯罪予告を書き込まれてユーザーが容疑者として扱われるなどの被害が発生する。
3. 実務での対策:Webサイトの製作側は、リクエストごとに推測不可能なワンタイムトークン(CSRFトークン)を発行し、それが一致するかを確認する設計にする。また、重要な操作の直前にパスワードの再入力を求めることも有効である。ユーザー側は、不要なタブを閉じる、こまめにログアウトするなどの習慣が推奨される。
例文
CSRF対策として、フォーム送信時に推測困難なトークンを確認する仕組みをWebサイトに導入した。
同義語: CSRF
分類: Web脆弱性攻撃