コールバック
意味・解説
外部からの接続に対し、一旦切断してからシステム側が特定の番号へかけ直して本人確認を行う手法。
リモートアクセス時などの認証手法の一つ。ユーザーからの接続要求を受けたサーバーが、一度回線を切り、あらかじめ登録されているそのユーザーの電話番号や端末へかけ直すことで、正規の場所・端末からのアクセスであることを確認する仕組み。なりすまし防止に有効である。
くわしく
コールバックは、物理的な位置や電話番号という「物理的な要素」を認証に利用する手法である。
1. セキュリティの効果:IDやパスワードが盗まれても、攻撃者は登録された電話番号を所持していない限り接続を完了できないため、遠隔地からのなりすましを強力に防ぐことができる。
2. コストと利便性:サーバー側から電話をかけ直すため、通信料がサーバー側の負担になるという副次的なメリット(ユーザー負担の軽減)もあるが、接続完了までに時間がかかるという欠点もある。
3. 現代の活用:かつてのダイヤルアップ接続で多用されたが、現在はスマートフォンのSMS認証や専用アプリでの「承認ボタン」という形で、より高度に形を変えて継承されている。実務上は、アクセス元の場所を限定したいリモートメンテナンスなどで利用されることがある。
例文
社外から重要システムにアクセスする際、コールバックによる認証を導入し、あらかじめ許可された自宅の電話番号からのみ接続できるようにした。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
分類: 認証技術