虹彩認証
意味・解説
瞳(ひとみ)の周りにある、複雑な模様(虹彩)を読み取って本人確認を行う技術。
眼球の黒目部分(瞳孔の周囲)にあるシワのような複雑な模様をカメラで撮影し、識別する生体認証。模様の複雑さが極めて高く、経年変化もほとんどないため、誤認率が非常に低い。非接触かつ高速な認証が可能である。
くわしく
虹彩認証は、人間が持つ最もユニークで精密な身体特徴の一つを利用する認証技術である。
1. 特徴:虹彩(アイリス)の模様は生後2年ほどで固定され、その後は一生変わることがない。左右の目でも異なり、双子であっても模様が一致しないため、識別精度は指紋よりも遥かに高いとされる。
2. メリット:暗所でも赤外線カメラで瞬時に読み取ることができ、サングラスやコンタクトレンズを装着したままでも認証可能な製品が多い。また、目に直接触れる必要がないため衛生的であり、入退室ゲートなどで立ち止まらずに認証(ウォークスルー認証)するシステムにも向いている。
3. 実務での課題:目の情報を読み取るため、一部のユーザーに心理的な抵抗感がある場合がある。また、カメラの角度や照明環境に左右されることがあるため、適切な設置環境の設計が必要となる。スマートフォンのロック解除や、出入国管理などで導入が進んでいる。
例文
工場のクリーンルームへの入室時、手袋を外さずに済むよう虹彩認証システムを採用した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、4回登場しています(出題された年度: 4年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: アイリス認証
分類: 生体認証