伝送損失
意味・解説
通信媒体(ケーブルや空間)を通じて信号を送る際、距離や障害物によって信号の強さが弱まってしまう現象。減衰。
主な原因は、電気抵抗による発熱、電波の拡散、外部ノイズの干渉など。単位はデシベル(dB)で表される。損失が大きいと通信速度が低下したり、エラーが増えたりするため、長距離通信では増幅器(リピータ)や、損失の極めて少ない「光ファイバ」が利用される。
くわしく
「デジタルのメッセージが長い旅をする途中で、エネルギーが削られて『声が小さくなってしまう』現象」です。
1.物理的要因:
LANケーブルを長く引きすぎると、電気が弱まってデータが届かなくなります。
2.デシベル計算:
信号強度が $P_1$ から $P_2$ に変化した際の損失は $10 log_{10}$ dB と計算されます。
3.対策:
減衰に強い高品質なケーブルを使ったり、途中で信号を整えて再送信する中継機を置いたりします。
例文
通信品質を安定させるため、伝送損失の少ないカテゴリー6以上のLANケーブルを採用した。
同義語: 信号減衰, 回線損失
対義語: 増幅
分類: 通信の物理特性