品質コスト(CoQ)の連動計算
意味・解説
良い品質を作るためのコスト(予防・評価)と、悪い品質が原因で発生したコスト(失敗)を合計し、総コストを最小化する計算。
公式:$$ CoQ = ext{予防コスト} (P) + ext{評価コスト} (A) + ext{内部失敗コスト} (IF) + ext{外部失敗コスト} (EF) $$。 予防にお金をかけることで、致命的な失敗コストを削減するトレードオフを管理する。
くわしく
「『転ばぬ先の杖』への投資額を計算する」手法です。
1.適合コスト(P+A):
研修(P)や検査(A)など。
2.不適合コスト(IF+EF):
手戻り(IF)やクレーム対応(EF)など。ポイントは、検査(評価コスト)ばかり増やしても、不良品そのものは減りません。上流工程で教育や設計見直し(予防コスト)に投資するほうが、最終的な総コストが劇的に下がることを数字で証明できるからです。
例文
プロジェクトの収益性改善のため、品質コストを分析し、評価コストから予防コストへのシフトによって外部失敗コストの削減を図った。
同義語: 品質原価
分類: 品質マネジメントの経済性