データストア
意味・解説
DFDにおいて、ファイルやデータベースなど、データを長期間蓄積・保存しておく場所。
データフロー図(DFD)の構成要素の一つ。システム内のプロセス(処理)が読み書きを行う、永続的なデータの保管場所を指す。図の中では二本の平行線(または開いた長方形)で表現される。台帳、磁気ディスク上のファイル、データベースなどが該当する。
くわしく
情報の「流れ」の中で、一時的ではなく「留まる」場所を定義する概念である。
1.なぜ重要か:データがどこに保存され、どのプロセスがそれを利用するのかを明確にしないと、データの二重持ちや不整合が発生する。設計時にデータストアを特定することで、バックアップ対象やセキュリティ保護が必要な場所が明白になる。
2.実務での使われ方:DFD作成時に、受注プロセスから書き込まれる「注文ファイル」や、在庫プロセスから参照される「在庫DB」などをデータストアとして描く。あくまで論理的な「保管場所」を示すため、この段階では具体的な製品名(Oracleなど)は決めず、機能として定義する。
3.データフローとの関係:プロセスからデータストアに向かう矢印は「保存」を、データストアからプロセスに向かう矢印は「読み込み」を表し、情報の入出力を可視化する。
例文
DFDを用いて現行業務を分析し、共有フォルダというデータストアがボトルネックになっていることを発見した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、289回登場しています(出題された年度: 29年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: ファイル, データベース, ファイル・貯蔵所
対義語: データフロー
分類: DFD構成要素