インキュベーター
意味・解説
起業直後の新興企業に対し、施設やノウハウを提供して成長を支援する組織や人のこと。
創業間もないベンチャー企業やスタートアップに対し、オフィススペースの提供、経営コンサルティング、技術指導、資金調達の支援などを行い、事業の成功率を高める役割を担う組織や団体のこと。本来は「孵卵器(ふらんき)」を意味する言葉。
くわしく
インキュベーターは、いわば「企業の産婦人科や保育園」のような存在です。起業したばかりの会社は、資金だけでなく、経営のノウハウや人脈、作業場所も不足しています。インキュベーターは、これらをパッケージで提供することで、スタートアップが「死の谷」と呼ばれる初期の困難な時期を乗り越えられるよう支援します。ポイントは、革新的なアイデアを持つベンチャーが育つことで、社会全体に新しい雇用や技術革新(イノベーション)が生まれるからです。実務では、大学が研究成果を事業化するために設立する「大学発ベンチャー向けインキュベーター」や、地方自治体が地域活性化のために運営するものがあります。ベンチャーキャピタル(VC)が主に「資金(お金)」でのリターンを狙うのに対し、インキュベーターはより「環境整備や育成」に重点を置く点が特徴です。
例文
学生起業家として大学内のインキュベーターに入居し、安価な賃料でオフィスと経営のアドバイスを確保した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 起業支援組織
分類: 経営戦略手法