ベンチャーキャピタル(VC)
意味・解説
高い成長が見込まれる未上場の新興企業に出資する、投資会社のこと。
革新的な技術やビジネスモデルを持つベンチャー企業(スタートアップ)に対し、株式を取得する形で資金を提供し、経営支援も行う投資会社。将来的な株式上場(IPO)や売却による売却益(キャピタルゲイン)を狙う。
くわしく
ベンチャーキャピタル(VC)は、いわば「未来の巨大企業を育てる出資者」です。設立間もないベンチャー企業は銀行からの融資(借金)を受けることが難しいため、VCがリスクを取って資金(エクイティ)を提供します。ポイントは、VCの存在がイノベーションの促進に直結するからです。VCは単にお金を出すだけでなく、役員を派遣したり、人脈を紹介したりする「ハンズオン(手厚い支援)」を行い、企業の価値を急成長させます。VCが利益を得るタイミングは、その企業が証券取引所に上場する(IPO)か、他社に買収(M&A)される時です。これを「イグジット(出口)」と呼びます。また、大企業が自社の戦略のために設立したVCを「CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)」と呼び、近年DX推進の一環として増加しています。ITパスポート試験では、「未上場の新興企業への出資」「キャピタルゲイン」といった用語と結びついて出題されます。
例文
当社は画期的なAIアルゴリズムを開発したが、商用化のための資金が不足していたため、ベンチャーキャピタルから出資を受けた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)