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カニバリゼーション

Cannibalization かにばりぜーしょん
中頻度 🟠 重要 ストラテジ系 経営戦略

意味・解説

自社の新製品が既存製品の市場を奪い合ってしまう「共食い」現象のこと。

新商品の投入によって、自社の既存商品の売上やシェアを減らしてしまう現象。「共食い」とも呼ばれる。ターゲット層が重複している場合に起こりやすく、ブランド全体の利益を損なうリスクがある一方、戦略的に行われる場合もある。

くわしく

カニバリゼーションは、英語で「共食い」を意味する「Cannibalization」が語源です。ビジネスにおいては、自社が市場に出した新製品が、意図せず自社の既存製品の顧客を奪ってしまう状態を指します。ポイントは、戦略なきカニバリゼーションは、多額の開発費や広告費を投じたにもかかわらず、会社全体のトータル利益が変わらない、あるいは悪化するという「合成の誤謬」を招くからです。実務では、ブランドラインナップを整理し、ターゲット層を「高級志向」と「低価格志向」のように明確に分けることで、この現象を回避します。しかし、IT業界など変化の激しい市場では、あえて自社製品を淘汰する覚悟で新技術を投入する「創造的破壊」が必要な場面もあります。例えば、高機能なスマートフォンが、自社の携帯音楽プレーヤーやデジタルカメラの市場を侵食することを承知で販売されるようなケースです。試験では「自社の新製品が既存製品の市場を浸食する」といった表現で出題されます。

例文

低価格な新型ノートPCを発売したところ、既存の中価格帯モデルの顧客が流出し、カニバリゼーションが発生した。

過去問での出題状況

直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。

出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)

同義語: 共食い
対義語: シナジー効果
分類: マーケティング戦略
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