ゲーム理論
意味・解説
複数の意思決定主体(プレイヤー)が互いの出方を考慮しながら、自らの利益を最大化しようとする行動を数理的に分析する理論。
経済学や社会学で広く用いられる。代表的なモデルに、互いに協力すれば最良の結果が得られるのに、裏切り合って不利益を被る「囚人のジレンマ」や、誰も戦略を変える動機を持たない安定状態「ナッシュ均衡」がある。市場競争、オークション設計、セキュリティ対策の戦略策定などに活用される。
くわしく
「自分だけの都合ではなく、『相手がどう動くか』を予測して、自分にとってのベストな一手を探る数学」のことです。
1.ゼロサムゲーム:
一方の得が他方の損になり、合計がゼロになる状況(例:市場占有率(シェア)の奪い合い)。
2.非ゼロサムゲーム:
協力することで双方が得をする可能性がある状況。
3.意義:
ITビジネスにおいても、規格争いやプラットフォームの利用料金設定など、競合他社との駆け引きを予測する際の強力な武器になります。
例文
競合他社との価格競争において、ゲーム理論を用いて相手の出方をシミュレーションし、自社の価格戦略を決定した。
分類: 経営学 / 数学モデル