コングロマリット
意味・解説
直接的な関連を持たない多種多様な業種・分野の企業を傘下に持つ複合企業。多角化経営の究極の形態。
M&Aを繰り返すことで、リスク分散と収益源の多様化を図る形態。特定の業界が不況に陥っても、他の好調な部門でカバーできる強みがある。一方で、事業が広がりすぎて「何が得意な会社か」が不明確になり、市場からの評価が下がる(コングロマリット・ディスカウント)リスクもある。
くわしく
「一軒の家の中に、銀行員、農家、エンジニア、芸術家が同居しているような、バラバラな強みを持つ巨大な企業集団」のことです。
1.目的:
投資ポートフォリオのように、一つの事業に依存しない安定経営を目指します。
2.メリット:
グループ内での資金融通や、異業種同士の予期せぬシナジー(相乗効果)が生まれることがあります。
3.現代:
かつては巨大化が美徳とされましたが、近年は「選択と集中」により、本業と関係ない事業を切り離す動きも活発です。
例文
そのコングロマリットは、金融、メディア、食品、重工業まで多岐にわたる事業ポートフォリオを構築している。
同義語: 複合企業, 巨大集団
対義語: 専業企業
分類: 企業形態 / 経営戦略