セッションハイジャックとバッファオーバフロー
意味・解説
ログイン中の権利を盗む「セッション乗っ取り」と、メモリを溢れさせて誤作動させる「オーバーフロー」。
セッションハイジャックは、通信を管理するセッションIDを盗み、本人になりすます。バッファオーバフローは、許容量以上のデータを送りメモリを溢れさせ、意図しない命令を実行させる。
くわしく
1.セッションハイジャック:
Webサイトへのログイン後に発行される「セッションID(Cookie等に保存)」を、盗聴や推測によって奪い取ります。攻撃者はIDを自分のブラウザに設定することで、パスワードなしで「ログイン後の本人」として操作できます。
2.バッファオーバフロー:
プログラムが用意したデータの受け皿(バッファ)を超えるデータを入力欄に流し込みます。溢れたデータが、隣り合うメモリ領域に保存されていた「次の命令(リターンアドレス等)」を書き換えてしまうことで、攻撃者の用意した不正なプログラムを実行させます。ポイントは、これらはシステムの「仕様」や「OS/言語の脆弱性」を突く攻撃であり、高度な技術を要しますが、成功すればサーバー全体の権限を乗っ取られるリスクがあるからです。
例文
通信をHTTPSで暗号化することでセッションハイジャックのリスクを低減し、バッファオーバフロー対策として入力データ長のチェックを強化した。
同義語: セッション乗っ取り / バッファ溢れ
分類: 情報セキュリティの脆弱性攻撃