ソフトウェアの経済的残存価値
意味・解説
自社利用のソフトウェアを無形固定資産として計上した際、現時点でどれだけの経済的な価値(収益を生む力)が残っているかを示す評価額。
会計上の「未償却残高」だけでなく、技術的陳腐化を考慮した「実質的な価値」を指す場合もある。ソフトウェアの経済的耐用年数が終了した時点での価値は、原則として「ゼロ」と見なされる。
くわしく
「会社の帳簿に載っているソフトウェアの『今の値段』」です。
1.無形資産:
ソフトウェアは物理的な形がありませんが、開発にかかった費用は資産として計上されます。
2.価値の減少:
時間が経つにつれて減価償却され、価値が減っていきます。ポイントは、IT投資において、まだ価値が残っている(残存価値がある)システムを廃棄して新しいものを導入する場合、「除却損」という損失が発生するため、経営判断に直接影響を与えるからです。
例文
古い基幹システムの刷新を検討したが、ソフトウェアの経済的残存価値がまだ大きく残っていたため、償却が終わる来年度に延期することにした。
同義語: ソフトウェア未償却残高 / ソフトウェアの簿価
分類: IT資産管理と財務会計