ソフトウェア資産の評価替え(減損処理と耐用年数見直し)
意味・解説
IT資産の価値が技術変化等で急落した際、帳簿上の価値(簿価)を実態に合わせて引き下げたり、残りの使用可能期間(耐用年数)を短縮したりする会計処理。
技術的陳腐化リスクが顕在化した際に行われる。投資したソフトウェアが当初の計画通りの収益を生まなくなった場合、その損失を早期に認めて「減損(Impairment)」として計上し、財務の健全性を保つ。
くわしく
「ITという『賞味期限が極端に早い商品』の価値を、現実の不味さ(陳腐化)に合わせて、正直に帳簿を書き直すこと」です。
1.減損処理:
収益を生む力がなくなった資産の価値をガツンと削ります。
2.耐用年数の短縮:
「5年使う予定だったが、あと2年でゴミになる」と判断して償却を早めます。ポイントは、IT投資において、価値のない資産を帳簿に残し続けることは、将来の収益性を過大評価する『経営の粉飾』に繋がり、次の投資の足を引っ張るからです。
例文
競合他社が圧倒的に高性能なAIサービスを開始したため、自社開発中の旧型システムの価値が損なわれたと判断し、ソフトウェア資産の評価替え(減損)を実施した。
同義語: 評価減 / 資産の減損
分類: IT資産の健全な財務管理