デュポン分析
意味・解説
自己資本利益率(ROE)を、「売上高利益率」「総資産回転率」「財務レバレッジ」の3つの要素に分解して分析する手法。
ROE = 売上高利益率(収益性) × 総資産回転率(効率性) × 財務レバレッジ(財務構成)。これによって、ROEが高い理由が「商売が上手いのか」「資産活用が速いのか」「借金が多いのか」を判別できる。
くわしく
「ROE(自己資本利益率)の内訳を暴く」計算です。
1.売上高利益率:
100円売って何円儲かるか。
2.総資産回転率:
持っている資産を何回使い回したか。
3.財務レバレッジ:
自分の金の何倍の資産を動かしているか(借金の度合い)。ポイントは、見かけのROEが高くても、それが「単なる多額の借金(レバレッジ)」によるものなら、不況時に倒産するリスクが高いと判断できるからです。
例文
デュポン分析を用いた結果、当社のROE向上の主因は、利益率の改善ではなく総資産回転率の向上にあることが明らかになった。
同義語: デュポン式
分類: 財務諸表分析