垂直統合
意味・解説
製品の設計から原材料の調達、製造、販売、物流に至るまでの全工程を、自社グループ内で完結させるビジネスモデル。
サプライチェーンの上流(部品供給等)から下流(店舗販売等)までを支配下に置くことで、中間マージンの削減、納期の短縮、品質管理の徹底を図る。市場の変化に迅速に対応できる強みがあるが、自社ですべての設備や在庫を抱えるため、需要変動時のリスクが大きくなる。
くわしく
「カレーを作る際、スパイスの栽培から牛の育成、鍋の製造、レストランの運営まで全部自分でやってしまう『独り占め』スタイル」です。
1.メリット:
他社に振り回されず、独自のこだわり(品質や速度)を極めることができます。
2.ITでの例:
自社専用のチップを設計し、自社のOSを載せ、自社ショップで販売するスマートフォンメーカーなどが、現代の垂直統合の勝ち組とされています。
例文
品質の差別化を徹底するため、主要部品の自社生産に踏み切るという垂直統合戦略を採った。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、3回登場しています(出題された年度: 3年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: インソーシング(広義)
対義語: 水平分業, アウトソーシング
分類: 経営戦略 / バリューチェーン戦略