総資本経常利益率
意味・解説
企業が投下した全ての資本(総資本)を用いて、本業以外の収支も含めた経常的な活動でどれだけ利益を上げたかを示す指標。
公式:$$ ext{総資本経常利益率} = rac{ ext{経常利益}}{ ext{総資本}} imes 100 $$。収益性を示す『売上高経常利益率』と、効率性を示す『総資本回転率』の積に分解できる。
くわしく
「会社の総合的な馬力」の計算です。
1.意味:
借金も自分の金も全部使って、毎年恒例の稼ぎ(経常利益)をどれだけ出したか。
2.分解:
$$ ( rac{ ext{経常利益}}{ ext{売上高}}) imes ( rac{ ext{売上高}}{ ext{総資本}}) $$ と分解することで、利益率が低いのか、資産の使い方が遅い(売上が小さい)のか、原因を突き止められます。ポイントは、当期純利益は一時的な損益に左右されますが、経常利益ベースなら「会社の実力」をより安定して評価できるからです。
例文
不採算資産の売却と原価低減を同時に進めた結果、総資本経常利益率が目標の5%を上回るV字回復を遂げた。
同義語: ROA(経常利益ベース)
分類: 経営分析指標