連結決算
意味・解説
親会社と子会社で構成される企業集団を一つの単位として行う決算のこと。
グループ全体の損益や財産状態を確定させる一連のプロセス。現代の経営では、一つの会社だけでなく、多くの子会社を通じて事業を行う「多角化」が進んでいるため、連結ベースでの数値が経営判断や株式投資の最重要基準となっている。
くわしく
大きな企業グループが、単体の会社(親会社)だけで数字を良く見せる「利益操作」などを防ぎ、実態を明らかにするための仕組みです。
1.親会社と子会社:
議決権の過半数を持つなどの支配関係がある場合。
2.相殺消去:
例えば、親会社が子会社に製品を売った場合、グループ全体で見れば「右から左へ移しただけ」なので、売上と費用を消し込みます。ポイントは、投資家や銀行は、グループ全体でどれだけ稼いでいるか、どれだけ資産があるかを見ないと正確な投資判断ができないからです。最近では、持分法(支配はしていないが影響力が大きい関連会社の利益を一部取り込む手法)なども含まれます。試験では、連結決算の目的や、親会社・子会社という言葉の定義が問われます。
例文
海外子会社の業績が好調だったため、親会社単体では微増だったが、連結決算では過去最高益を記録した。
同義語: 企業集団決算
対義語: 単体決算, 単独決算
分類: 決算