NDA
意味・解説
取引の検討などで共有される秘密情報を、第三者に漏らさないことを約束する契約。
日本語では「秘密保持契約」という。共同開発や商談などの際に、相手方に開示した自社のノウハウや顧客情報などが外部に漏洩したり、目的外に使用されたりすることを防ぐために締結する。これにより、不正競争防止法における「営業秘密」としての法的保護を確実にすることができる。
くわしく
ビジネスパートナーとの信頼関係を法的に担保し、自社の知的資産を守るための基本的な契約である。
1.契約の目的:契約当事者が互いに、あるいは一方から他方へ提供する秘密情報を、契約で定めた目的以外に使用させず、かつ外部への漏洩を禁止する。
2.秘密情報の定義:何が秘密にあたるかを明確にする。一般的には「秘密」である旨が表示された書面や、口頭で開示後一定期間内に書面で通知された情報などが対象となる。
3.残存条項:多くの場合、契約期間が終了した後も、一定期間(例:3年間)は秘密保持義務が継続するよう定める。これにより、取引終了後の情報漏洩リスクもカバーする。
実務では、商談の初期段階で締結される。ITアウトソーシングやソフトウェア受託開発においては、機密性の高いデータを取り扱うため、不可欠な手続きとなっている。
例文
システム開発の委託先を選定するにあたり、詳細な仕様書を開示する前にNDAを締結した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、14回登場しています(出題された年度: 14年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 秘密保持契約, 機密保持契約, 守秘義務契約
分類: 契約