グリーン調達
意味・解説
環境への負荷が少ない原材料や製品を、環境意識の高い業者から優先的に購入すること。
製品を作るための原材料や部品などを購入する際、価格や品質だけでなく「環境への影響」を判断基準に加える活動。有害物質の不使用、リサイクルのしやすさ、省エネ性能などを重視する。企業の社会的責任(CSR)を果たし、持続可能な社会(SDGs)を実現するための重要な施策の一つである。
くわしく
企業のサプライチェーン全体で環境負荷を下げるための、入口の戦略である。
1.製品の評価:省資源設計、有害化学物質の不使用、長寿命化、廃棄時の分解の容易さなど、ライフサイクル全体での環境負荷をチェックする。エコマークなどの第三者認証が基準として使われることが多い。
2.企業の評価:購入先(サプライヤー)が環境マネジメントシステム(ISO 14001など)を構築しているか、環境保護に積極的に取り組んでいるかを評価する。これにより、サプライヤー側にも環境対策を促す効果がある。
3.実務での意義:グリーン購入法(国等の機関が優先的に購入することを義務付けた法律)への対応や、ESG投資を行う投資家からの評価を得るために不可欠となっている。また、環境配慮型製品を求める顧客(グリーン消費者)のニーズに応えることで、ブランド価値の向上にも繋がる。
例文
環境方針に基づき、事務用品だけでなくPCやサーバーなどのIT機器についても、省エネ基準を満たした製品のみをグリーン調達の対象とした。
同義語: グリーン購入, 環境優先購入
分類: 環境経営