CSR(企業の社会的責任)
意味・解説
企業が利益追求だけでなく、環境保護や社会貢献などの責任を果たすべきという考え方。
企業が活動を行う際、経済的な利益だけでなく、環境保護、人権擁護、地域貢献といった社会全体への影響に配慮し、ステークホルダー(利害関係者)に対して責任ある行動をとること。社会からの信頼を得ることで、企業の持続的な発展を目指す取り組み。
くわしく
CSRは、企業が社会の一員として、法的な義務を果たすだけでなく、自主的に社会をより良くするための活動を行うべきだという考え方です。ポイントは、現代の消費者は「環境を破壊する企業」や「不当な労働を強いる企業」を厳しく監視しており、社会的な責任を果たさない企業は存続が危ぶまれるからです。一方で、CSRに積極的な企業はブランド価値が高まり、優秀な人材の確保や顧客の支持獲得に繋がります。実務では、ボランティア活動への参加、環境負荷の低い製品開発、透明性の高い財務情報の公開などが具体的な例です。また、活動成果をまとめた「持続可能性レポート」を公開し、外部からの評価を受けることも重要視されています。ITパスポート試験では、「ステークホルダへの責任」「社会貢献」といったキーワードが正解の目印となります。似た言葉の「CSV(共通価値の創造)」は、本業そのもので社会課題を解決するより踏み込んだ考え方を指します。
例文
当社はCSR活動の一環として、近隣の海岸清掃活動に従業員が勤務時間中に参加できる制度を導入した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、8回登場しています(出題された年度: 8年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)