コンプライアンス
意味・解説
法律や規則を守るだけでなく、社会的規範や企業倫理を遵守して活動すること。
「法令遵守」と訳されるが、現代では法律(公法・私法)に加えて、就業規則などの社内規定、企業倫理、社会道徳を守ることも含まれる。企業が持続的に成長し、社会的信頼を得るための最低限の義務であり、コーポレートガバナンスの基盤となる概念である。
くわしく
企業が社会の一員として誠実に活動し、不祥事を未然に防ぐための指針である。
1.範囲の拡大:単に「違法でなければ良い」という考え方ではなく、環境保護、人権配慮、誠実な情報開示など、社会からの期待に応える「企業倫理」までを含めて捉えることが重要である。
2.リスク管理としての側面:コンプライアンス違反が発生すると、法的制裁だけでなく、ブランドイメージの失墜や巨額の損害賠償、最悪の場合は倒産に至るリスクがある。SNSの普及により、不適切な行動が瞬時に拡散される現代では重要性が増している。
3.推進体制:実務では「コンプライアンス委員会」の設置や「内部通報制度」の整備、全従業員向けの定期的な教育研修が行われる。IT部門においては、ライセンス違反の防止や個人情報の適切な取り扱いが具体的なコンプライアンス活動となる。
例文
全従業員を対象にコンプライアンス研修を実施し、SNSでの不用意な情報発信が企業価値を損なう恐れがあることを周知した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、16回登場しています(出題された年度: 12年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 法令遵守, 法令遵守 / 企業倫理, コンプライアンス(詳細:企業倫理と行動規範)
対義語: 不祥事 / 法令違反, コンプライアンス違反(不祥事)
分類: 企業経営