標的型メール訓練と情報リテラシー教育
意味・解説
「人」を狙う攻撃への対策。疑似メールによる実技訓練と、正しい知識の習得。
標的型メール訓練は、偽の攻撃メールを社員に送り、不審なリンクや添付ファイルを開かないよう体験的に学習させる。情報リテラシー教育は、セキュリティ意識やSNS利用等のマナー、法令遵守を教える活動。
くわしく
セキュリティの鎖の「最も弱い輪」と言われるのが人間です。どれだけ高価な装置を導入しても、一人の社員が不用意にウイルスを実行すれば突破されます。
1.標的型メール訓練:
あらかじめ予告せずに「賞与のお知らせ」「システムの警告」といった、思わず開きたくなる偽メールを送信します。開封率を確認し、開いてしまった場合の初動対応(ネットワーク遮断や報告)を身につけさせます。
2.情報リテラシー教育:
パスワードの管理方法、SNSでの情報発信のリスク(レピュテーションリスク)、著作権の遵守など、IT社会で活動するための「教養」を学びます。ポイントは、サイバー攻撃の多くが「ソーシャルエンジニアリング(人の心理を突く手口)」から始まるため、教育こそが最大の防御になるからです。試験では、教育の効果や、継続的な実施の必要性が問われます。
例文
情報漏洩の主な原因が人的ミスであることを踏まえ、全社員を対象に年2回の標的型メール訓練とeラーニングによるリテラシー教育を実施している。
同義語: 従業員教育 / セキュリティ・アウェアネス
分類: 情報セキュリティ管理