内部統制
意味・解説
企業が自発的に整備・運用する、業務を適正かつ効率的に遂行するための社内の仕組み(ルールやプロセス)。
目的は主に4つ:①業務の有効性・効率性、②財務報告の信頼性、③法令遵守(コンプライアンス)、④資産の保存。経営陣が責任を持ち、全ての従業員が関与する。J-SOX法(金融商品取引法)により、上場企業にはこの仕組みが有効に機能していることを報告する義務がある。
くわしく
内部統制は、会社が「まともな運営」をするための自浄作用です。日本でも上場企業には「内部統制報告書」の提出が義務付けられています(J-SOX法)。ポイントは、ITが業務の中心となった現代では、ITシステムそのものが内部統制の一部として機能する必要があるからです(ITへの対応)。内部統制は6つの基本的要素(統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング、ITへの対応)で構成されます。試験では、内部統制の「4つの目的」と「6つの要素」の名称がよく問われます。特に、経営者が責任を持ってこの仕組みを「構築」し、システム監査人がその仕組みが正しく機能しているかを「評価」するという役割分担の理解が重要です。
例文
財務報告の透明性を高めるため、内部統制報告制度に基づき、承認フローのデジタル化と監査を実施した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、28回登場しています(出題された年度: 23年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: インチャ(Internal Control), インナールール, 業務統制
分類: 経営管理