コンプライアンスとコーポレートガバナンス
意味・解説
法令や倫理を守る「コンプライアンス」と、企業を健全に管理する「ガバナンス」。
コンプライアンスは法令遵守に加え、社会倫理や社内規定を守ること。コーポレートガバナンス(企業統治)は、不祥事を防ぎ、中長期的な企業価値を高めるために経営を監視・統制する仕組み。
くわしく
企業が不祥事を起こさず、健全に成長するための「ブレーキ」と「ハンドル」の役割を果たします。
1.コンプライアンス(法令遵守)は、単に「法律に触れなければ良い」というだけでなく、社会的な良識や倫理観、就業規則などを守ることを含みます。SNSでの不適切な投稿やハラスメントの防止もここに含まれます。
2.コーポレートガバナンス(企業統治)は、経営者が私利私欲に走らず、株主や社会のために正しく働いているかをチェックする「仕組み」です。具体的には、社外取締役の導入、内部監査、情報公開などがこれにあたります。ポイントは、一度の法令違反(コンプライアンス欠如)や経営の暴走(ガバナンス不全)が、企業の社会的信用を瞬時に破壊するからです。試験では、この2つの用語の意味の区別や、内部統制、ディスクロージャー(情報公開)との関連性が頻出します。
例文
不祥事を未然に防ぐため、全社員向けのコンプライアンス研修を実施し、同時に社外取締役によるコーポレートガバナンスの強化を図った。
同義語: 法令遵守 / 企業統治
分類: 企業経営