コーポレートガバナンス(詳細:統治構造)
意味・解説
株主などの利害関係者が、経営者の暴走を防ぎ、企業経営を監視・統制する仕組み。「企業統治」とも呼ばれる。
経営者が自身の利益のために暴走したり、不正を行ったりしないよう、社外取締役の設置や情報の適時開示によって組織を律する仕組み。日本語では「企業統治」と呼ばれる。企業の透明性を高め、健全な経営を維持することが目的。
くわしく
コーポレートガバナンスは、いわば「会社が正しく運営されているかをチェックする監視塔」です。ポイントは、会社の所有者である「株主」と、実際に会社を動かす「経営者」が分かれている(所有と経営の分離)ため、経営者が株主の不利益になるような独断専行や不正を行わないよう、監視する仕組みが必要だからです。実務では、社外取締役や社外監査役を導入して外部の厳しい視点を入れること、取締役会の決定プロセスを文書化して透明性を高めること、株主に対して情報を迅速に公開すること(ディスクロージャー)などが実施されます。これにより、不祥事を未然に防ぐだけでなく、効率的で健全な経営が行われるようになり、投資家からの評価(株価)も高まります。ITパスポート試験では、「企業統治」「不正の防止」「経営の監視」というフレーズが正解への手がかりになります。
例文
経営の健全性を担保するため、複数の社外取締役を招き入れ、コーポレートガバナンス体制を強化した。
同義語: 企業統治
対義語: ワンマン経営
分類: 経営管理