ISO/IEC 38500
意味・解説
ITガバナンスに関する国際標準規格。経営層がITの利用を「評価」「指示」「モニタリング」するための指針を示している。
ITを単なる「道具」ではなく、経営戦略の一部として捉えるための「EDMモデル」を提唱。経営者が負うべき責任や、組織全体のIT活用を健全に保つための6つの原則を定義している。
くわしく
「IT活用のための『経営者向けルールブック』」です。
1.EDMモデル:
①現状を評価(Evaluate)し、②方向性を指示(Direct)し、③進捗を監視(Monitor)するという、経営層が行うべき3つのアクション。
2.目的:
IT投資の失敗や不正を防ぎ、ITが組織に最大の価値をもたらすように「統治(ガバナンス)」すること。ポイントは、現代のビジネスはITなしでは成り立ちませんが、現場任せにするとリスクが肥大化するため、トップダウンでの明確な管理基準(この規格)が必要だからです。
例文
企業の社会的責任(CSR)を果たすため、ISO/IEC 38500に準拠したITガバナンス体制を構築し、取締役会によるIT投資の監視を強化した。
同義語: ITガバナンス規格
分類: ITマネジメントの国際標準