品質特性
意味・解説
ソフトウェアが備えるべき品質の多角的な指標。ISO/IEC 25010で定義される。
ソフトウェアの品質を客観的に評価するための指標である。ISO/IEC 25010(JIS X 25010)では、機能適合性、効率性、保守性、移植性など8つの主要な特性を定義している。開発者はこれらの特性を意識し、受入れテストなどのテスト工程で要件を満たしているかを確認する。
くわしく
ソフトウェア品質モデル(ISO/IEC 25010)において、ソフトウェアがどのような側面で優れているべきかを分類した概念である。
1.機能適合性:ユーザーの要求を正確に満たしているか。目的とする機能を正しく提供できているかを評価する。
2.効率性:処理の速さや資源の消費量。応答時間が一定基準を超えないか、メモリ使用量が適切かなどを確認する。
3.保守性:修正や改良のしやすさ。プログラムの構造が整理され、将来の変更に柔軟に対応できるかを測る。
4.移植性:異なるOSや環境へ移行する際の容易さ。
なぜ重要か:これらを明確にすることで、開発側と顧客側で「質の高いソフト」という抽象的な概念を具体的な数値や基準で共有でき、トラブルを防げる。実務では、非機能要件の定義時にこれらの特性を一つずつ検討する。
例文
新システムの非機能要件を定義する際、品質特性の中から保守性を最優先し、コードの可読性を高める設計指針を策定した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、6回登場しています(出題された年度: 6年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 機能性,効率性,使用性,信頼性など, 品質モデル
分類: ソフトウェア品質