CSV(共通価値の創造)
意味・解説
社会課題の解決を事業(本業)に取り込み、社会価値と経済価値を両立させる考え方。
マイケル・ポーターが提唱。企業の社会的責任(CSR)が利益の一部を社会へ還元する「寄付」的な性格を持つのに対し、CSVは本業を通じて社会課題を解決し、同時に利益も生み出す戦略的な手法。
くわしく
「良いことをしながら稼ぐ」という、より進んだ経営概念です。
1.製品と市場の見直し(社会課題を解決する製品の開発)、2.バリューチェーンの生産性再定義(環境負荷を下げつつコストも下げる)、3.地域クラスターの形成(関連企業やインフラの整備)。ポイントは、CSRが「コスト(支出)」と捉えられがちなのに対し、CSVは「投資・競争力」と捉えられるため、持続的な活動が可能になるからです。試験では、CSR(慈善活動的)とCSV(本業・戦略的)の違いを問う問題が頻出します。
例文
飲料メーカーとして、途上国での茶葉の栽培支援を通じて、農家の所得向上(社会価値)と高品質な原料の安定調達(経済価値)というCSVを実践している。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、4回登場しています(出題された年度: 4年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 共通価値の創造
対義語: 利益至上主義
分類: 経営戦略