RFP
意味・解説
システム導入や業務委託を行う際、ベンダに具体的な提案書の作成を依頼する書類。
提案依頼書。ユーザ企業がベンダに対し、システムの目的、必要な機能、予算、納期、評価基準などを提示し、具体的な解決策の提案を求めるために作成する。これにより、複数のベンダから同じ条件下で公平な提案を受けることができ、最適な委託先を選定するための重要な比較材料となる。要件定義の成果が反映される。
くわしく
「こんなシステムを、この条件で作りたい」という注文主からの正式なラブレターである。
1. 目的の明確化:何を解決したいのか、どのようなビジネス効果を期待しているのかをベンダに正確に伝える。これが不鮮明だと、的外れな提案が届くことになる。
2. 条件の提示:予算の上限、必須納期、既存システムとの連携要件、運用保守の条件などを明示する。これにより、ベンダは現実的な見積もりを行うことが可能になる。
3. 公平性の確保:同じ情報を全候補ベンダに与えることで、選定プロセスの透明性を高める。実務では、RFPを送付した後に説明会を開催し、質疑応答を行うことが一般的である。
RFPの質が低いと、開発開始後の追加費用発生やトラブルに繋がるため、ユーザ企業にとって最も重要かつ作成に力の入る文書の一つである。
例文
基幹システムの刷新に向けて、要件定義で決まった内容をRFPにまとめ、主要なITベンダ3社に送付した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、33回登場しています(出題された年度: 22年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)