アプローチ
意味・解説
問題解決や目的達成のための、具体的なアプローチ方法や手順。
システムの構築や組織の変革を行う際、どの視点から分析を始めるかというアプローチの方向性。代表的なものに、現場の個別の業務から積み上げる「ボトムアップアプローチ」と、経営の理想像から全体を設計する「トップダウンアプローチ」がある。状況に応じてこれらを組み合わせることが成功の鍵となる。
くわしく
複雑な課題に対し、効率的に正解へたどり着くための「攻め方」の指針である。
1. ボトムアップ:現場の具体的なデータや現在の不満点を一つずつ改善しながら、システム全体を形作っていく。現場の納得感は得やすいが、全体の統一感が損なわれ、部分最適に陥るリスクがある。
2. トップダウン:経営層のビジョンや全社戦略を先に定め、それに合わせて業務やシステムを再構築する(BPRなど)。劇的な変化を短期間で起こせるが、現場の抵抗が大きくなりやすい。
3. 人間中心設計(HCD):利用者の使いやすさを最優先に考え、調査、設計、評価のサイクルを回す。実務では、これらを統合し、現状分析(As-Is)と理想像(To-Be)のギャップを埋めるアプローチがIT戦略策定の基本となる。
例文
デジタルトランスフォーメーションを推進するため、全社的なトップダウンアプローチによる組織改革に着手した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、127回登場しています(出題された年度: 29年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 手法, 取り組み方
分類: 戦略策定