EA
意味・解説
組織全体の業務とシステムを、統一された方針で最適化するための設計手法。
組織の現状と目標(あるべき姿)を4つの階層で整理し、全体最適化を図るフレームワーク。個別のシステム最適化(部分最適)を避け、組織全体の効率性や柔軟性を高めることを目的とする。ザックマンフレームワークなどのモデルが有名であり、大規模な組織改革やDX推進の基盤となる。
くわしく
「木を見て森を見ず」の状態を防ぎ、会社全体の仕組みをスマートに設計するための技法である。
1.ビジネスアーキテクチャ(BA):ビジネスの目標、業務プロセス、組織構造を定義する。業務フロー図などが用いられる。
2.データアーキテクチャ(DA):業務に必要なデータの構造、関係性、管理方針を定義する。ER図などが用いられる。
3.アプリケーションアーキテクチャ(AA):業務を実現するための個々のシステムの機能や、システム間の連携を定義する。
4.テクノロジーアーキテクチャ(TA):システムを支えるハードウェア、ネットワーク、OS、ミドルウェアなどの技術的基盤を定義する。
実務では「As-Is(現状)」と「To-Be(理想)」のモデルを作成し、そのギャップを埋めるための次期計画(ロードマップ)を策定する手法として用いられる。
例文
省庁横断的な情報連携をスムーズにするため、共通のEAを策定し、データの形式やシステムの基盤を統一した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、6回登場しています(出題された年度: 6年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: エンタープライズアーキテクチャ
対義語: 部分最適
分類: IT戦略