メンタリング
意味・解説
経験豊富な先輩が、後輩の成長を対話を通じて中長期的に支援する手法。
知識や経験が豊富な「メンター(助言者)」が、経験の浅い「メンティー(被助言者)」に対し、対話や助言を通じてキャリア形成や精神的な成長を支援すること。業務の具体的なスキルを教える「コーチング」とは異なり、より広い視野での悩み相談やロールモデルの提示など、信頼関係に基づいた人格的な成長支援に重点を置く。
くわしく
組織内での人材育成において、特に精神的支援やキャリア形成に焦点を当てた手法である。
1.心理的サポート:仕事上の不安や人間関係の悩みに対し、共感的な対話を通じて自信を回復させる。
2.キャリア支援:将来どのようなプロフェッショナルを目指すべきか、ロールモデルとして進むべき道を示す。
3.非公式な関係性:直属の部下・上司ではなく、他部署の先輩をメンターに据えることで、利害関係を気にせず本音で相談できる環境を作る。
実務では新入社員の離職防止や、女性リーダーの育成、さらには役員が若手からIT技術を学ぶ「リバースメンタリング」など多様な形で活用されている。評価制度とは切り離し、メンティーの自発的な成長を促すことが成功のポイントである。
例文
新入社員の早期離職を防ぐため、他部署の3年目社員をメンターとするメンタリング制度を導入した。
分類: 人材育成