系統図
意味・解説
最上位の目的からそれを実現するための具体的な手段をツリー状に展開し、実行計画や課題を整理するための図である。
「目的」とそれを実現するための「手段」をツリー状につないでいく図である。最上位の目的から「そのためには何が必要か?」を繰り返し問いかけることで、具体的な行動レベルまで分解する。新QC七つ道具の一つに数えられ、階層型組織のような組織構造の整理にも応用できる。
くわしく
複雑な課題を整理し、解決策を漏れなく見つけ出すためのロジカルシンキングツールである。
1.構造:左(または上)に最終目的を置き、右(または下)に向かって手段を展開していく。「目的」→「手段(次の目的)」→「次の手段」という階層構造になる。
2.MECEの徹底:分解する際に「漏れなく、ダブりなく(MECE)」行うことが重要である。これにより、見落としのない実行計画が立てられる。
3.活用場面:目標達成のための戦略立案(方策展開)や、製品の機能構成の検討(機能系統図)など、思考の整理から計画作成まで幅広く使われる。
なぜ重要か:漠然とした大きな目標のままでは、具体的に何から手をつければ良いかわからない。系統図を使うことで、誰が、何をすべきかが明確になり、チーム全体のベクトルを合わせることができるからである。
例文
「情報セキュリティ事故ゼロ」を目的とした系統図を作成し、入退室管理の強化や社員教育の徹底などの具体的手段を整理した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 樹系図
分類: 思考ツール